Pierre Clostermann著 「The Big Show」 部分訳

●このコーナーは、当HPでも紹介している自由フランス空軍のエースパイロット、ピエール・クロステルマン氏の著書「The Big Show (仏語原題 Le Grand Cirque)」の部分訳を紹介しています。

●「The Big Show」は、「撃墜王」として朝日ソノラマから刊行(絶版)されていましたが、省略されている部分が多かったのです。しかし、2004年に英国Weidenfeld&Nicolsonより新版が刊行されたことを、掲示板にてデューク様よりお知らせされたのを機に購入しました。そして、「撃墜王」での未訳部分や新版での追加部分を皆様に紹介しようと思い立ったのです。

● 翻訳権の承諾は得ておりません。だからモロに違法です。従って、営利目的の使用や出版は意図しておりません。翻訳権所有者の抗議があった場合、すみやかに削除いたします。

●繰り返しますが、 全訳の意図は無く、あくまで邦訳の朝日ソノラマ刊文庫版航空戦史シリーズ (12)「撃墜王」で省略されている部分の翻訳を目的としています。

● テキストは英語版「The Big Show(Weidenfeld&Nicolson, 2004, London)」に拠っています。出来るだけ英文に忠実に訳しておりますが、クロステルマン氏の簡潔な文章は分かりやすい反面、意味の汲み取りにくいところもあるので、意訳や、省略された主語、代名詞等を適宜相当する言葉に置き換えた部分もあります。また、分かりにくいと思われる部分には訳注を加えておきました。また、音訳できなかった単語はそのままにしてあります。

●では、お楽しみください。ちなみに、「撃墜王」を読んだ事が無い方にはあんまり意味は無いかと・・・。




目次

1. 自由フランス 
「撃墜王」では、この章全体が省略されています。
2005.2.6 ピジョー大佐に関する補足を追加。

2. アルザス飛行中隊 
「撃墜王」では半分ほど省略されています。

3. RAFへの配属
省略されていた部分は、確かにあまり重要な場面ではなさそう・・・

4. フランス 
 ドイツ軍好きにはなかなか興味深い事実が語られています。

5. RAFの指揮下で new!
ようやく戦争は終わります
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